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本田圭佑 10年前

ミラン指揮官が解任論を否定「誰も次の2試合が私の未来を決定するとは言っていない」。本田の右サイド固定も強調

text by 編集部 photo by Ryota Harada

「起きたことに責任を感じている」

――今週の練習での選手のリアクションは?

「1週間たっぷり練習したのは重要だった。素晴らしい1週間の練習で、チームの反応をみた。明日もいい反応をみられることを期待している。ポジティブな結果を出したい。いいプレーをすれば、結果が得られる。勇気を持って、結果を集中して捜し求めること。難しい対戦相手だということはわかっているにしてもだ」

――ロッカールームの状況は落ち着いていますか?

「100%状況を把握していると感じている。新聞で書かれていること(選手との不仲説)を少し読んだが、チームは集中して練習しているし、選手達はどうしたいかも分かっている。アルコレ(ベルスコーニの別荘)には選手は誰も来ていなかった。起きたことに責任を感じている」

――バロテッリとパッツィーニの起用法はどうでしょう?

「私の選択は最初から明確だ。選手には色々なタイプがあって、選手達のクオリティーをできるだけ活かそうとしている」

――ラツィオ戦からは何を変えるのでしょうか?

「ミランに来て2ヶ月、毎日何か変えようとしてきた。常に向上に努めてきた。何かよくなったのはみえる。結果が常に議論され、結果が出ていないことは紛れもない事実だが、クラブの誰も次の2試合が私の未来を決定するとは言っていない。

 私は100%常に全力を尽くす。監督としても重要な何かを築くことが出来ると信じている。今の状況はデリケートで複雑、でも私はチームに集中している。我々のみならず、対戦相手も求めている結果を出すことを集中している」

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