まるで“アル中”、代表弱体化の要因か。サッカーの母国イングランドの常軌を逸した飲酒文化

2014年04月13日(Sun)14時12分配信

text by 斎藤史隆 photo Getty Images , Kazhito Yamada / Kaz Photography
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チェルシーの2人が顰蹙を買ったことも

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ジョン・テリー、フランク・ランパード【写真:Kazhito Yamada / Kaz Photography】

 約10年前にさかのぼれば、チェルシーのジョン・テリーとフランク・ランパードらが米国同時多発テロの発生した当日、ホテルで大量のアルコールを流し込んだ後、米国人の前で嘔吐して大批判を浴びたこともあった。

 潮流は変わったとはいえ、伝統は簡単に消えぬということだろうか。過度の飲酒は選手としてだけでなく、人生そのものを変えることも忘れてはならない。その代表はガスコインである。

 往年のイングランド・サッカー界の寵児はとても46歳とは思えないような容姿である。今年2月には公の場でろれつが回らないスピーチをしたことも話題になった。

 過去にアルコール依存症を治療するため、施設への出入りを何度も繰り返しているが、結局は改善しないまま時間だけが過ぎていった。誰も口には出さない。しかし、ガスコインがこの先、長く存命すると考えている人は少ない。

 その瞬間が訪れた時、イングランドメディアがどういった反応をするかは予想がつく。「ガスコインもイングランド・サッカー界の悪しき伝統の犠牲者となった」。今はその日ができるだけ先になることを願うだけだ。

【了】

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