ACL、広島の勝利を盗んだ2度のPK。疑惑の判定はミスか故意か

ACLグループリーグ、FCソウル対サンフレッチェ広島で起こった2度の不可解なペナルティ。それは仕方のないミスだったのか? それとも故意に結果を左右した許されない事件なのか?

2014年04月15日(Tue)12時19分配信

text by ショーン・キャロル photo Kenzaburo Matsuoka
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戦慄を覚えた韓国での一戦。温厚な森保監督を激怒させた2度のペナルティ

 私は、あきれるほどくだらないレフェリーを非難する人々を見た。(それはファン、コーチ、選手、あるいはジャーナリストも)

 審判団は間違いを犯した。その一方で、そんな彼らのパフォーマンス(不十分なルールの管理、明確なコミュニケーション不足、試合で自身の存在を主張する過剰意識)は多くの場合、審判の水準の向上に関する問題を提起するものになる。適切なサポート(ビデオ判定)が欠如しているにせよ。

ACL、広島の勝利を盗んだ2度のPK。疑惑の判定はミスか故意か
水本裕貴が与えられた一つ目のペナルティは十分に疑わしいものだった【写真:松岡健三郎】

 私は、4月1日に行われたAFCチャンピオンズリーグのFCソウル対サンフレッチェ広島の試合を見て、いくつかの戦慄を覚えた。サンフレッチェに対して与えられた2度の酷いペナルティはツイッターでの怒りに火をつけたが、その場面を見ていない人々が騒ぎ立てることも出来るので、当初はあまり注意を払いはしなかった。

 私はVTRで2度の事件を再生した後、レフェリーのファハド・アルマッリがJ1チャンピオンに対してエイプリルフールのいたずらをしたのではないかと疑った。

 87分のコーナーキック時に水本裕貴がキム・ヒョンソンのシャツを引っ張ったことによって与えられた一つ目のペナルティは十分に疑わしいものだった。さらに、2度目のペナルティは無害だったはずの千葉和彦が、一度目と同じ極悪なソウルの選手の近くにいただけだった。

 両方の事件は、ボックス内にクロスが送られた瞬間に発生した。なぜこれら2つの事例が罰せられたのか?

 ラファエルがさっさと済ませた2度目のキックは、試合の終わりを意味していた。そしてそれはホーム側に2-2のドローを確保させた。しかし、それは唯一の正しい結果では無かった。

 そして、試合終了のホイッスルは森保一監督の激怒を巻き起こした。本来ならば落ち着いていて礼儀正しく愛想の良いサンフレッチェの監督は、審判に立ち向かうのを制止させられなければならなかった。Jリーグの数人の監督には、レフェリーに対して抗議する事に不慣れな人物がいるが、森保はそのうちの1人ではない。

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