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香川、敗戦に寝付けずも、ギリシャ戦勝利に意欲「もちろん。それしか望みがない」

text by 編集部 photo by Getty Images

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香川真司【写真:Getty Images】

 日本代表は現地時間15日、コートジボワール戦の会場となったレシフェからベースキャンプ地のイトゥに移動し、練習を行った。

 試合で存在感を発揮できず、後半41分に柿谷曜一朗と交代してベンチに退いた香川真司は、「眠れなかった。徐々には眠れたけど、寝付きはよくない」と、悔しさから十分に寝付けなかったことを明かした。

 さらに「やはり自分たちのサッカーができなかったというのが率直にあった。個人的にも何もできなかった」と、悔しさの理由を述べた。

 “自分たちのサッカー”が出来なかった要因を問われると「相手も予想以上に強かったというか、隙を与えてくれなかった。ただ、その前に自分たちがミスで自滅していた」と、相手の強さも自滅も両方の側面があることを語った。

 個人のパフォーマンスについては「プレッシャーもあったし、緊張感があったのも事実。そのなかで最初にミスが続いて打開できなかった。ただ単に自分のメンタルというか、雰囲気に飲まれたと思う」と、精神面で準備が足りなかったことを明かした。

 しかし、第2戦のギリシャ戦はすぐにやってくる。勝利への意欲を問われると「もちろん。それしか望みがない。勝ちたいし、勝つしかない。この4年間、W杯のためにみんな頑張ってきたし、まだリーグ戦だから必ずしもこれで敗退するわけではない。しっかり準備して、絶対に勝ちたい」と顔を上げていた。

【了】

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