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「麻也とモリゲだけの責任じゃない」。CBを擁護する内田。「失点はチーム全体の責任」

text by 元川悦子 photo by Getty Images

「次のギリシャ戦に全力で向かう」

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内田篤人【写真:Getty Images】

「ここにウエートをかけた分、ここでガクッと来るのか…。でも次はギリシャですけど、向こうも負けたんで、ホントに死闘という感じになりますけど、今日勝ち点ゼロだったのは自分たちのまいた種。この3日、4日の準備が大事だと思いますし、そこはもう十分分かっています。

 1つ負けてズルズルっていくようなチームなら、そういうメンタルの選手が集まっているチームだと思っていますし、ここでもう1回、チームとして力がグッと出せるようじゃないと、どうせ上に行ってもダメじゃないかと思いますね。

(そのために?) もう1人ひとりの準備じゃないですか。せっかく4年間やってきましたからね。向こうの1点目と2点目が入ったのは何分後?

(2分)…。その2分でやっぱりこの4年を無駄にするのはもったいないと思います。チームとしてはもう1回、次のギリシャ戦に全力で向かうことだけだと思いますけど」と4日後に迫った第2戦に集中することを彼は誓った。

 ギリシャに大量得点を取って勝ち、コロンビアがコートジボワールを下せば、日本にも1次リーグ突破の目が出てくる。可能性がある限り、内田は持てる力の全てを尽くす考えだ。

【了】

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