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本田、優勝宣言にブレは無し「その信念は曲げるつもりはない」

text by 編集部 photo by Getty Images

本田、優勝宣言にブレは無し「その信念は曲げるつもりはない」
本田圭佑【写真:Getty Images】

 日本代表FW本田圭佑は現地時間22日、ベースキャンプ地イトゥでの練習後に報道陣に対して口を開いた。

 前日21日は、ザッケローニ監督の意向で急遽オフとなったが「気持ちを整理する時間があり過ぎても、考えすぎることもある。まあでも良かったんじゃないですかね。リフレッシュできたと思う。チーム全体にもそう言える」とプラスとなったことを明かした。

 大会前には優勝を目標に掲げた本田。ここまで2試合で勝ち点1に留まり、内容でも満足のいく出来ではないが、「コロンビアに勝つことに集中している。その先に自分が発言してきたことが叶う可能性っていうのもゼロじゃない。今もその信念は曲げるつもりはない」と断固たる決意を語った。

 さらに、「やはりそこがあったから今も頑張れるし、その強い信念というか、言って来たことを実践するのはむしろ今だろうっていうふうに自分に自問自答しているつもり」と、よりその信念を強めている。

 そして、その信念を貫くためには「自分自身を信じて、仲間を信じる。今からみんながスーパーマンになることはできないし、それぞれの個性が180度変わることもない。だから今こそ基礎に戻るべき時だと思っている」と語った。

 とは言え、日本に自力突破の可能性は無く、コロンビアに勝ってもコートジボワール対ギリシャの結果次第だ。

 16強進出には厳しい条件となるが「ミラクルは信じている者にしか訪れない。最後の1分まで諦めずに戦い抜くことが、可能性を残す唯一の方法。戦うことをやめたり、信じることをやめると、その時点で可能性がゼロになる。戦う限りは絶対にゼロにはならないというのが、自分自身の考え方」と、胸の内を語った。

【了】

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