「やれることは証明できた」。アンカー起用にもプレーの幅広さを示した森重。「どこでも自分の役割を全うする」

ハビエル・アギーレ監督の初陣、ウルグアイ戦でアンカーに起用された森重真人。長谷部誠の離脱によって巡って来たことは事実だが、この驚きの起用にも冷静さを失わず対処。アギーレ監督からも高い評価を得ている。

2014年09月07日(Sun)9時43分配信

text by 元川悦子 photo Getty Images
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本職はCBながらアンカーで起用

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ウルグアイ戦でアンカーに起用された森重真人【写真:Getty Images】

 2014年ブラジルW杯では、日本の命運を大きく左右した初戦・コートジボワール戦(レシフェ)に先発し、ドログバ(チェルシー)が出てきた後、立て続けに2失点する瞬間をピッチ上で体験した森重真人(FC東京)。

「W杯の球際や1対1の強さは親善試合とは全然違うもんだなと再認識した。僕らはそういう相手を常に意識しながらやるべきだし、世界レベルの選手と数多く対峙するのがレベルアップへの一番の近道。

DFはやってやられてを積み重ねていくしかない。だからこそ、代表の親善試合はつねに勝ち続けないといけないし、本気の大会に出たり、欧州へ行く必要もあると思う」と彼は衝撃的だった惨敗を受けて、次の4年間に自分がやるべきことを今一度、頭に思い描いていた。

 ハビエル・アギーレ新監督率いる日本代表の第一歩となった今回の9月2連戦(5日・ウルグアイ戦=札幌、9日・ベネズエラ戦=横浜)も順当にメンバー入りし、彼はDFとしての経験値をより一層蓄積するつもりで札幌合宿に入った。

 公開された2日のトレーニングでもセンターバックに陣取っており、本人も最終ラインの一員として試合に挑むつもりだったに違いない。

 だが、ふたを開けてみると、ウルグアイ戦のポジションは4-3-3のアンカー。細貝萌(ヘルタ・ベルリン)が入ると見られたポジションだったがゆえに、多くの人々が驚いた。

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