未だJリーグNo.1MF中村憲剛。ベテランの力も必要
・MF 中村憲剛（川崎フロンターレ）
中村憲剛は10月31日に34歳を迎えるベテランながら、未だJリーグNo.1のMFだと言えるだろう【写真：Getty Images】
アギーレ監督が選考のポイントに挙げている「将来性のある選手」からは外れるが、この選手を無視するわけにはいかない。CBポイントの「パス」項目では2位以下を大きく引き離す91.29を記録。
さらに攻撃面に関する全てを平均した「攻撃」の項目でも2位の森岡亮太（ヴィッセル神戸）に27点の差をつける96.69で断トツのトップ。10月31日に34歳を迎えるベテランながら、未だJリーグNo.1のMFだと言えるだろう。もちろん、チェーザレ氏も推薦している。
・MF 大島僚太（川崎フロンターレ）
現在、アジア大会を戦うU-21日本代表からのリストアップ。現状ではU-21を主戦場としていくことが濃厚なため、10月の2試合で招集されるかは不透明だがポテンシャルは十分だ。
CBポイントの「攻撃」項目ではリーグ3位の66.03、「パス」項目では中村憲剛に次ぐ2位の61.64を記録するなど大ブレーク中の21歳。今後の日本代表において欠かせない存在となるだろう。
・MF 青山敏弘（サンフレッチェ広島）
今シーズンは負傷の影響でここまで14試合の出場に留まっているが、チェーザレ氏の強い推薦もあってリスト入り。
高い位置でのプレスから素早い攻撃を目指すアギーレジャパンにおいて、青山の積極的な縦方向への意識はフィットするはず。9月13日の第23節G大阪戦ではフル出場を果たしており、コンディションも上がってきている。
