次節ルール・ダービー。フンメルスも復帰で宿敵シャルケと対決
逆に67分、ルディガーのロングボールをシュメルツァーがクリアミスし、ウェルナー、ディダビと渡って、ディダビがキッチリとゴールを決めた。スコアを0-2とする。
前節を落としたドルトムントはこのまま引き下がれない。72分にはオバメヤンがゴールを決める。85分にはシュメルツァーの直接FKをインモービレが右足ダイレクトで叩き込んだ。
香川も69分には左サイドのシュメルツァーから、89分には右サイドのピシュチェクからのボールを中央にて頭で合わるが、ゴールには至らず。
結局ゲームは2-2のドローで終了した。
香川はドルトムントに復帰して初めてのフル出場となり、コンディションに関しては上向きのようだ。しかし香川の持つ本来のポテンシャルを考えてみれば、さらにミスを減らして、周囲との連係を強化し、決定的な仕事をすることが出来るはずである。
またこの試合では74分、遂にフンメルスが戦線に復帰した。ドルトムントは今季これまで5試合で9失点と、守備に関して不安定さが目立つ。
「我々はより守備の安定を必要とする。我々はチームとしてさらに良く守らねばならない。11人全員がそうしなければならない」と試合後に話すフンメルスが最終ラインに復帰すれば、失点数は徐々に減っていくことだろう。
次戦はルール・ダービーの大一番である。香川がさらに調子を上げ、フンメルスが後ろからチーム全体を引き締めれば、シャルケを相手にして勝利をもぎ取れるはずだ。
【了】
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