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香川真司 10年前

「失敗」「強いアクション」。香川、バー直撃シュートに地元紙は評価分かれる。クロップは2失点に“ふくれっ面”

ドルトムントは、シュツットガルトとホームで対戦して2-2。地元紙は不安定な守備で失点を喫した両チームに対して総じて低い評価を下した。今季初のフル出場となった香川真司は評価の分かれる結果となった。

text by 本田千尋 photo by Getty Images

「ばかばかしいゴールがクロップを怒らせる」

 両監督がともに怒りを隠せない一戦と報じられる。

「失敗」「強いアクション」。香川、バー直撃シュートに地元紙は評価分かれる。クロップは2失点に“ふくれっ面”
ユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】

 9月25日付のルール地方の地元紙デュッセルドルフ・エクスプレスは「ばかばかしいゴールがクロップを怒らせる」という見出しで、24日に行なわれたブンデスリーガ第5節ドルトムント対シュトゥットガルトの試合を報じた。

 デュッセルドルフ・エクスプレス紙は同試合を「シュトゥットガルトが勝利を逃す」としている。

「VfB(シュトゥットガルト)のキーパー、ウルライヒは処理を誤る」と記して、86分のインモービレが同点弾を叩き込もうとする瞬間を写真で報じた。このゴールについてシュトゥットガルトの監督フェーは「このゴールは際限なく私を怒らせる」と同紙にコメントを残している。

 一方のドルトムントの指揮官クロップも「我々が失点を喫したことは単純にばかばかしいことだ」と、デュッセルドルフ・エクスプレス紙によればふくれっ面だったという。

「とりわけ前半戦についてBVBはリズムが見受けられなく、79500人のファンをがっかりさせる」として、特に同紙は5試合で9失点していることに触れ、続く27日のルール・ダービーでのシャルケ戦、10月1日のチャンピオンズリーグでのアンデルレヒト戦を不安視する。

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