「日本のキーとなる選手」「監督の経験値」。互いに認め合う本田と指揮官。違いを見せつけた1G1A

2015年03月28日(Sat)10時34分配信

text by 元川悦子 photo Getty Images
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真価が問われるウズベキスタン戦

「日本のキーとなる選手」「監督の経験値」。互いに認め合う本田と指揮官。違いを見せつけた1G1A
ハリルホジッチ新監督率いる新生・日本代表の初勝利を単なる偶然で終わらせないために【写真:Getty Images】

 タテへの速いパスを受けるためには、いいところでボールを奪うことがキーポイント。相手にシュートで終わらせたり、深い位置での守備だと、取った後にそこから前へ出ていかなければならないから、いい守備から入れればない。

 ただ、そういう考え方は1人でできることじゃない。(僕らが入った)後半は守備面で後ろと協力していいボールの取り方をしていたので、何度かいい形で奪って速い攻撃ができていたんじゃないかと思います」と、本田は新指揮官の求めるサッカースタイルの一端を体現できたという前向きな手ごたえをしっかりと手にした様子だった。

 とはいえ、彼がピッチに立った時間帯のチュニジアは移動と時差の関係で体力面が急激に低下していた。日本が主力を出したのに対し、相手は新戦力をテストすることに主眼を置いた。つまり、彼らが後半残り30分間に違いを示せたのはある意味、当然と言っても過言ではないのだ。

 このハリルホジッチ新監督率いる新生・日本代表の初勝利を単なる偶然で終わらせないためにも、31日のウズベキスタン戦(味の素)で内容と結果をより前進させる必要がある。

 次なる相手は2018年ロシアワールドカップ出場権を争うライバル。本田自身も真価を問われる部分があるだろう。新指揮官の求めるハードワークやアグレッシブな守備からスピーディーな攻めを次の相手に対して示すことは、今後を考えても極めて重要だ。

「口で言うのは簡単ですけど、日々、ハードワークすることの難しさは感じていますから、そこに挑戦していきたい」と強い意欲を示した本田。新体制でどのような変貌を遂げるのか。そのパフォーマンスが日本躍進の鍵となる。

【了】

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