マドリードからも声援を集めるモラタ
オッズでは軒並み高配当をつけられ、DFの要は欠場するなど下馬評では圧倒的不利とみられるユベントスだが、勝算が全くないと断言するのは安直すぎる。
攻守において最重要人物と言えるビダルを筆頭にピルロ、マルキージオ、そしてポグバの中盤は万全の状態。さらに、勝利のキーマンでもあるテベスも問題なし。
さらに、サッカーという競技において下馬評を覆すチームに不可欠な“ラッキーボーイ”の存在もいる。今季、レアル・マドリーから加入したFWアルバロ・モラタは、ベスト4で古巣を打ち破る活躍を披露。
自らの得点でホームでの1stレグを制しようとオッズでは高配当をつけられていた2ndレグでも得点を決めてトリノの街に歓喜をもたらした。
ベルリンでの決勝では、トリノのみならずマドリードからも声援が送られるであろうモラタの存在がユベントスに栄冠をもたらす可能性は十分にある。
こうして文字を打っているだけでもテンションが高まってくる今季の欧州サッカー最終戦は、日本時間7日(日)の午前3時45分キックオフ。
普段は怖いお母さんに夜更かしの許可を得るか、早起きで褒められることを狙うかは自らの意思で決断しなければならない。
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