【西部の目】全く本調子でない本田、この状態でサウジ戦起用は無理。吉田と清武の試合勘は問題なし

11月11日、カシマスタジアムでのキリンチャレンジカップ・オマーン戦に臨んだ日本代表。サウジ戦を中3日で控える状況のなか、大迫勇也、齋藤学ら新戦力がテストされるいっぽうで、ヨーロッパのクラブで出場機会の少ない選手たちも起用された。好印象を残した選手たちもいたが、これまで日本代表をけん引してきた本田圭佑は全く本調子でなかった。(取材・文:西部謙司)

2016年11月12日(Sat)11時09分配信

シリーズ:西部の目
text by 西部謙司 photo Getty Images
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対照的だった清武と本田

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状態の悪さが目立った本田圭佑【写真:Getty Images】

 サウジアラビア戦まで中3日という日程を考えると、オマーン戦は戦術やチームの完成度を問うような試合ではなく、サウジアラビア戦でベストな編成を行うべく、選手個々の状態をみるのが最大の目的だろう。

 おそらくテストの必要性がないと判断された長谷部誠は起用されず。香川真司と長友佑都はコンディションが整っていないという理由で起用が見送られている。キリンチャレンジカップの選手交代は6人なので、5人はフル出場しなければならない。西川周作、丸山祐市、酒井宏樹、酒井高徳、山口蛍が90分間プレーした。

 所属クラブでの出番が少ないため試合勘をつけさせたい3人として、本田圭佑が61分まで、吉田麻也は78分、清武弘嗣は71分までプレーした。吉田と清武については問題なし。清武は1得点2アシストで攻撃を牽引していた。ポジティブな結果である。

 一方、本田は全く本調子でないことが確認された。こちらはネガティブな結果だ。サウジアラビア戦のような重要な試合には経験のある選手を使いたいだろうが、オマーン戦の状態のままでは無理だ。

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