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Jリーグ 7年前

Jリーグ屈指のバンディエラたち。2017年J1、新卒15季以上継続在籍の10選手【編集部フォーカス】

移籍を繰り返す選手がいるいっぽうで、所属チームを変えず一つのクラブでプレーし続けている選手もおり、彼らに対してサポーターは特別な思いを寄せる。このような選手をサッカーではバンディエラと呼ばれる。バンディエラとはイタリア語で「旗頭」という意味で、チームの中心的存在を指すときに使う。今回は、新卒加入から同一クラブでプレーし続け(今季のJ1クラブに限る)、2017シーズンで15シーズン目以上の在籍となった10選手を紹介する。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

昨年はクラブW杯でも奮闘。鹿島ユース上がりの守護神

鹿島アントラーズのGK曽ヶ端準(写真は昨シーズンのもの)
鹿島アントラーズのGK曽ヶ端準(写真は昨シーズンのもの)【写真:Getty Images】

曽ヶ端準(そがはた・ひとし/鹿島アントラーズ)

 1979年8月2日生まれ。黄金世代のGKは、鹿島アントラーズの下部組織を経て98年にトップチーム昇格を果たした。2002年から本格的にレギュラーとして稼働するようになると、以降は鹿島の守護神といえば曽ヶ端準と言われるようになった。

 安定したセービングはもちろん、窮地を救うビッグセーブも見せる。キックの精度も高く、鹿島の十八番であるカウンターが曽ヶ端から始まることも少なくない。昨年末のクラブW杯では世界を相手に奮闘。今年38歳を迎えるが、今季加入のクォン・スンテとレギュラーを争っている。

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