C大阪、ユン体制2年目の発展。ロンドン世代がけん引、2冠王者はさらなる高みへ

セレッソ大阪は昨季、JリーグYBCルヴァンカップと天皇杯を制覇するなど、クラブ史に残る1年を過ごした。J1、AFCチャンピオンズリーグを含む4つの大会に挑戦する今季、ユン・ジョンファン監督率いるチームはどのような戦いを見せようとしているのか。クラブの番記者が展望する。(取材・文:小田尚史)

2018年02月20日(Tue)10時44分配信

text by 小田尚史 photo Getty Images
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さらなる発展を目論む今季

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昨季は2冠を達成。クラブ史に残るシーズンを送ったC大阪【写真:Getty Images】

 ユン・ジョンファン監督就任1年目の昨季、C大阪はクラブ史上初のタイトル獲得となるJリーグYBCルヴァンカップ優勝に続き、天皇杯でも優勝。見事、2冠を達成し、クラブ史に残る歴史的なシーズンを送った。迎えるユン・ジョンファン体制2年目となる今季は、C大阪にとって4年ぶり3度目となるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)にも出場する。

 J1リーグ、ルヴァンカップ、天皇杯、ACLと4つの大会に臨むことになる今季。1月15日に行われた「2018チーム始動記者会見」にて、指揮官は具体的な目標こそ口にはしなかったが、「昨年度、チームとしての基盤を作り上げた。今年はそれを引き継ぎ、チームとしてさらに発展させていきたい」と、昨季、チームに構築した“堅守とハードワークをベースにした規律ある組織的なサッカー”を基盤とした上で、さらなる発展にも言及した。

 具体的に高めていきたい部分については、「相手ゾーンでボールを所有する時間を増やす」こと。そのために、「ボールを奪われた後の切り替えの速さも求めていく」という2点。攻守において、より能動的なチームへと進化させるべく、チーム作りを進めている。

 そんな目指すべきチームの方向性の一端が垣間見られたのが、川崎Fとの富士ゼロックス・スーパーカップ。試合序盤から主導権を握ると、山口蛍の先制点が決まるまでは川崎Fを圧倒。守備では前からのプレスでパスコースを限定し、縦パスを入れさせずに中央を締め、ボールを奪えば、的確にパスをつないでフィニッシュまで持っていった。守勢に回る展開を余儀なくされた昨季のルヴァンカップ決勝から、内容面でも進歩の跡を見せた。“2冠からの進化へ”。志を高く持ち、より成熟したチームへと脱皮を図る。

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