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昌子源、PA内のデュエルに勝つ「そこで負けたら『点取ってください』って言うようなもの」

text by 編集部 photo by Getty Images

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昌子源【写真:Getty Images】

 日本代表は22日、マリ代表戦に向けて前日練習を行った。

 今シリーズは吉田麻也が負傷中のため選外だが、昌子源は「いる選手で勝ちに行きたい」と話す。

 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督がチームに求めてきた『デュエル』。昌子は昨年11月のブラジル、ベルギー戦を例に挙げ、ディフェンダーの視点でこう語る。

「デュエルに持ち込む前にファーストタッチで抜かれていて、体を当てられないとか、球際に行かせてくれないっていうのが多かった。基本的にデュエルはどこでって言ったらペナ内だと思う。ペナ内で結局、ベルギーの時もクロスだったし、そういうのをしっかりタイトにマークするっていうのはすごく大事。そこはどんだけ世界の人らがうまくても、結局はデュエルだと思う。レヴァンドフスキとかがうまいと思うんですけど、そこで負けていたら、『はいどうぞ、点取ってください』って言ってるようなもの」

 昌子の口からは、ワールドカップ本大会で対戦するポーランドのエースストライカーの名前も出た。もちろん、PA内に攻め込まれないような戦いができればベストであり、鹿島アントラーズの守備の要も「入れないのが理想」と言う。だが「どうしても後ろに重たくなるってのはあると思うし、そういう時にいかにデュエルで戦うかっていうのがすごい大事だと思うので」と続けた。

 ワールドカップに向けて「勝ち癖をつけたい」と昌子は話している。今年最初の代表戦を勝利で飾り、今後に勢いをつけたいところだ。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

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