日本代表は21日、千葉県内で今月30日の国際親善試合・ガーナ戦に向けた合宿をスタートさせた。

　初日から練習に参加した岡崎慎司だが、ほとんどの時間が別メニュー調整となった。現状は万全のコンディションではないが、「100％でなければやっぱり（ワールドカップに）行く意味はない」と岡崎は言う。

「もう自分の年齢的にも（ワールドカップに）行くだけの選手として行くんだったら意味がないと思っている。やっぱり100％でやれるかどうかを最後、ここでしっかり確認できて、そういう部分で自分がいる意味、存在価値みたいのを出せるなら、やっぱり行きたいなと思う」

　そして「やっぱりチームの力になるかどうかっていうところは最後になってみないと分かんないんで、足のこともそうだし、そういう部分を自分自身でチームと確認しながらやっていけたら」と語った。

　また岡崎は、所属するレスターでの戦いを西野ジャパンに活かせると考えている。

「やっぱり日本代表として格上のチームと戦うということで、自分がやってきたことっていうのは自分が信頼されれば、自分も出し切れるっていう自信はある。それも必要だと思って今までも勝つためにチームで試行錯誤してる部分もある」

　本田圭佑、香川真司とともに岡崎は『ビッグ3』と称されるが、当の本人は「誰が考えたのか。言われたことなかったですからね、今まで」と苦笑し、「2人のついでで僕は入ってるんで」と謙遜した。

（取材：元川悦子、文・構成：編集部）

【了】

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