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日本代表 6年前

ドイツメディアが見た日本。「狂気のカムバック」。ベルギーの逆転劇が中心…日本にも高評価【ロシアW杯】

日本代表は現地時間2日、ロシアワールドカップ・決勝トーナメント1回戦においてベルギー代表に2-3で逆転負けを喫した。この一戦を、ドイツメディアはどのように報じたのか。(文:本田千尋【ドイツ】)

text by 本田千尋 photo by Getty Images

日本の2点リードは「驚くべきこと」

日本代表
ベルギーに敗れたものの、2点リードを奪ったことについてドイツメディアは「驚くべき」と報じている【写真:Getty Images】

 2日に行われたロシアワールドカップの決勝トーナメント1回戦、ベルギー対日本の試合を、ドイツメディアは、勝ち上がった“赤い悪魔”を中心に報じている。ベルギーがあれだけ劇的な勝ち方をしたのだから、それも当然かもしれない。

 『シュポルト・ビルト』電子版は、ベルギーの「メガ・カムバック」と記した。

「2点のビハインドにもかかわらず、隠れた優勝候補は日本のブルー・サムライによって屈服せず、狂気のカムバックの後でさらに偉大なワールドカップの夢を見る」

 もちろん日本代表への言及が全くないわけではない。

「月曜日、3:2の勝利において、41,466人の観衆の前でアディショナルタイムの4分に、ナセル・シャドリは彼のゴールでベルギーを救った。その前にヤン・フェルトンゲン(69分)とマルアン・フェライニ(72分)は、ハノーファー96のゲンキ・ハラグチ(48分)とかつてのフランクフルトの選手タカシ・イヌイ(52分)による日本の驚くべき2:0のリードに追い付いた」

 後半が始まって、ベルギー代表に対して日本代表が2点のリードを奪ったことは、少なくとも『シュポルト・ビルト』電子版にとっては、「驚くべき」ことだったようだ。

 そして日本代表にとってベスト8進出は3度目の挑戦であり、また達成されなかったことも記されている。

「最終的にアジア人たちにとっては、だがしかしまた、2002年と2010年のように3度目の試みにおいて初のベスト8進出は達成されなかった、ベルギーは1986年と2014年に続いて3度目の達成となった」

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