日本の2点リードは「驚くべきこと」
2日に行われたロシアワールドカップの決勝トーナメント1回戦、ベルギー対日本の試合を、ドイツメディアは、勝ち上がった“赤い悪魔”を中心に報じている。ベルギーがあれだけ劇的な勝ち方をしたのだから、それも当然かもしれない。
『シュポルト・ビルト』電子版は、ベルギーの「メガ・カムバック」と記した。
「2点のビハインドにもかかわらず、隠れた優勝候補は日本のブルー・サムライによって屈服せず、狂気のカムバックの後でさらに偉大なワールドカップの夢を見る」
もちろん日本代表への言及が全くないわけではない。
「月曜日、3:2の勝利において、41,466人の観衆の前でアディショナルタイムの4分に、ナセル・シャドリは彼のゴールでベルギーを救った。その前にヤン・フェルトンゲン(69分)とマルアン・フェライニ(72分)は、ハノーファー96のゲンキ・ハラグチ(48分)とかつてのフランクフルトの選手タカシ・イヌイ(52分)による日本の驚くべき2:0のリードに追い付いた」
後半が始まって、ベルギー代表に対して日本代表が2点のリードを奪ったことは、少なくとも『シュポルト・ビルト』電子版にとっては、「驚くべき」ことだったようだ。
そして日本代表にとってベスト8進出は3度目の挑戦であり、また達成されなかったことも記されている。
「最終的にアジア人たちにとっては、だがしかしまた、2002年と2010年のように3度目の試みにおいて初のベスト8進出は達成されなかった、ベルギーは1986年と2014年に続いて3度目の達成となった」