イニエスタが相手の脅威となる理由。名波監督の着眼点、磐田の選手たちが触れた“世界”

明治安田生命J1リーグ第21節が11日に行われ、ジュビロ磐田はヴィッセル神戸に1-2で敗れた。アンドレス・イニエスタに異次元のプレーから先制点を奪われたサックスブルー。世界最高のMFに磐田の選手たちは何を感じたのか。また試合前日には、名波浩監督がイニエスタについて言及していた。(取材・文:青木務)

2018年08月13日(Mon)11時40分配信

text by 青木務 photo Getty Images
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イニエスタの何に注目すべきか

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ジュビロ磐田の名波浩監督【写真:Getty Images】

 先制点を献上したことで、ジュビロ磐田は苦しい戦いを強いられた。

「前半ちょっとボールを回されすぎて、疲れたりストレスが溜まったりもしていたと思う。ただ、後半立ち上がりから押し込む形も何回もあったと思いますし、決定的なシーンも何度もあった。ゲームとしては4:6にどうにか盛り返せたかなと」

 試合後、名波浩監督は振り返っている。最終的に1-2で敗れたとはいえ、システム変更などで盛り返し、ドローに持ち込める雰囲気は作った。

 前半15分に喫した磐田の失点、つまりヴィッセル神戸にとっての先制点はアンドレス・イニエスタによるものだった。ルーカス・ポドルスキの強いパスを後ろ向きで受けると、正確な右足のタッチと滑らかなターンでDFを剥がす。ノエビアスタジアム神戸がどよめきに包まれる中、冷静にネットを揺らした。文字通り、ワールドクラスのプレーだった。

 加入後、随所に違いを見せているイニエスタだが、彼の何が凄いのか。そして、彼を観る多くの人々はどこに注目すればいいのだろうか。

 試合前日の10日、神戸戦の最終調整を終えた名波監督に尋ねた。現役時代、他者とは異なるビジョンと魔法の左足で仲間を導き、日本代表で10番を背負った指揮官の考えが知りたかった。すると、対戦相手の選手にもかかわらず、世界最高のMFの注目ポイントを語ってくれた。

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