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川崎F、1試合残して広島と4差に接近。残留争いは1差に5チームの大混戦

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

小林悠
川崎フロンターレの小林悠【写真:Getty Images for DAZN】

 22日、明治安田生命J1リーグ第27節の6試合が各地で開催された。

 21日に金曜日に行われた試合では、前節時点で降格圏の17位に位置していたガンバ大阪が勝利。大混戦の残留争いに巻き込まれている他クラブは負けられない状況となっていた。

 その残留争いの直接対決となった柏レイソルとサガン鳥栖の対戦は1-1の痛み分け。一方横浜F・マリノスはアウェイでジュビロ磐田に2-1の勝利を収め、勝ち点で並んでいた鳥栖と柏を2ポイント引き離している。

 湘南ベルマーレはセレッソ大阪をホームに迎え、87分に大野和成のゴールで先制。だが後半アディショナルタイムのラストプレーでソウザに同点ゴールを許し、勝ち点1の獲得にとどまった。

 最下位に沈むV・ファーレン長崎も諦めてはいない。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内への浮上を目指すベガルタ仙台を1-0で破り、2連勝で浮上への望みを繋いでいる。

 19時キックオフの試合では優勝を争う上位チームが登場。首位のサンフレッチェ広島は3位のFC東京をホームに迎え、パトリックが得点ランク首位に並ぶ20点目を決めて先制したが、後半立ち上がりにリンスに同点ゴールを許し、そのままドローに終わった。

 2位の川崎フロンターレは、前節で7連勝が止まっていた名古屋グランパスと対戦。オウンゴールと阿部浩之、小林悠のゴールで3-1の勝利を収めた。名古屋は2連敗を喫し、ジョーの連続ゴールもストップしている。

 この結果、川崎Fは1試合を多く残した状態で広島と4ポイント差にまで接近。下位では残留ラインを挟んで鳥栖、柏、G大阪が勝ち点30で並び、1ポイント差の勝ち点31に名古屋、湘南という大混戦となっている。

 22日に行われたJ1第27節の6試合の結果は以下の通り。23日には浦和レッズ対ヴィッセル神戸、北海道コンサドーレ札幌対鹿島アントラーズの2試合が行われる。

柏 1-1 鳥栖
磐田 1-2 横浜FM
長崎 1-0 仙台
川崎F 3-1 名古屋
湘南 1-1 C大阪
広島 1-1 FC東京

【了】

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