日本の新たなリーダー候補・吉田麻也の覚悟。胸に秘める長谷部の魂、守備の要に求められるもの

日本代表は9日、12日のパナマ代表戦に向け新潟市内でトレーニングを行った。クラブでは満足いく出場機会を得られていない吉田麻也も、ようやくチームに合流した。冨安や三浦といった若手CBの台頭もあり、立場が決して安泰ではない同選手。そういった状況で芽生える覚悟と胸に秘める思いとは。(取材・文:元川悦子)

2018年10月10日(Wed)12時10分配信

text by 元川悦子 photo Getty Images
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吉田は現時点で“未知数”

吉田麻也
日本代表の吉田麻也【写真:Getty Images】

 10月12日のパナマ戦・16日のウルグアイ戦の2連戦に向け、8日から新潟市内で事前合宿に突入した森保一監督率いる日本代表。2日目の9日は夕方17時からトレーニングを行ったが、4年ぶりの新潟での日本代表公開練習ということもあり、会場のメインスタンドは約3500人の観客でギッシリ。ロシアワールドカップベスト16進出の立役者である長友佑都や吉田麻也ら5人も合流し、サポーターから大歓声を浴びていた。

 新体制が始動した9月シリーズも冒頭ミーティングを1〜2分で終わらせることの多かった指揮官だが、今回は身振り手振りを交えて6分近く熱弁を振るった。

「ワールドカップでいいパフォーマンスを出したけど、それは終わったこと。アジアカップに向けて新しいチームを作り、4年後に向けて少しでも前進していこう。苦しい時もいい時もあるだろうけど、つねに前進しよう」という言葉を聞いて、吉田らロシア戦士たちも新たな意欲を抱いたようだ。

 実際、代表キャップ数86試合を数え、2014年ブラジル・2018年ロシアの2大会に参戦した守備の要・吉田でも、現時点でのパフォーマンスは未知数と言える。ご存知の通り、今季サウサンプトンでは、プレミアリーグ出場わずか1試合。リーグカップは2試合ピッチに立ったものの、公式戦3試合出場というのは、8月に30代の大台を迎えたばかりのベテランDFにとって屈辱的な数字に他ならないはずだ。

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