【パナマ戦プレビュー】森保J、試されるロシアW杯組と次世代の融合。今こそ見つけたい新たな可能性

2018年10月12日(Fri)11時10分配信

text by 河治良幸 photo Getty Images
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サイドバックの役割は?

 このように基本的にゲームメイクを司る青山と柴崎、よりバランスワークを担う遠藤と三竿という大きなタイプ分けはできるものの、そこまで攻撃と守備で明確な棲みわけができるでもない中で、森保監督がどういう組み合わせをパナマ戦のベストと考えるか。ただ、ポジションの特徴として、ボランチが最も消耗が激しくなることが想定されるだけに、パナマ戦とウルグアイ戦を合わせて180分で選手を入れ替えながら全ての組み合わせが試される可能性が高い。

 これら2つのポジションに比べると1トップの大迫、左右サイドバックの長友と酒井、キャプテンにも指名されたセンターバックの吉田は特にコンディションの問題がない限りはスタメン濃厚と見られる。「また違った代表、若い選手たちが見せてくれたなと思っていて、僕たちが若い頃に出てきたばかりでギラギラしていた何の恐れもないプレーを彼らが見せてくれた」と語る長友だが、真剣勝負になるほど勢いだけでは勝っていけない。

「そこを整えるのが僕らの仕事かなと思っています。僕だったり(吉田)麻也だったりが、だから勢いだけでは正直勝てないし、ワールドカップも見ての通りインテリジェンスがないと戦えないので、そういう経験という鵜ものを彼らにも伝えたいし、ただギラギラ感というのは失って欲しくないので、僕らがうまくバランスをとって整えていければなというのは思います」(長友)

 もともとはガンガン攻め上がり、攻撃を活性化するタイプだった長友もサイドからのサポートやバランスワークが熟練してきており、攻撃陣の積極的な仕掛けを支える役割もアジアカップに向けて大きくなってきそうだ。

 また酒井も自分はリーダータイプではないと前置きしながらも「何かあった時に自分のところで責任を負えるようなプレーをしないといけない」と語る。日本代表の両輪である両サイドバックは融合の重要な鍵とも言える。

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