【パナマ戦プレビュー】森保J、試されるロシアW杯組と次世代の融合。今こそ見つけたい新たな可能性

日本代表は12日にパナマ代表との国際親善試合に挑む。森保一監督率いるチームには、ロシアワールドカップで主力を担った、頼もしい6人が招集された。彼らとフレッシュな戦力とをいかに融合し、アジアカップに向けて最適解を見つけていけるか。現時点の実力を測る重要な一戦となる。(取材・文:河治良幸)

2018年10月12日(Fri)11時10分配信

text by 河治良幸 photo Getty Images
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原口元気のダイナミズムを生かすには?

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原口元気【写真:Getty Images】

 森保一監督が率いる日本代表は12日にパナマ代表と対戦する。ロシアワールドカップ出場国であるパナマは9月の親善試合では若手中心のメンバーでベネズエラに敗れているが、ガリー・ステンペル監督が「JFAとパナマの間で少なくともワールドカップのメンバーを15人以上連れてくる」という合意があることを明かしたた通り、今回の遠征にはロシアワールドカップを経験した多くの選手が帯同している。

 その1人であるアニバル・ゴドイはロシアワールドカップでの基本システムだった[4-1-4-1]よりも攻撃的な形になることを示唆しており、中島翔哉と同じポルトガルリーグのサンタ・クララでプレーするFWアブディエル・アロヨなどの攻撃力を生かす[4-2-3-1]あるいは[4-4-2]といった形で臨んでくる可能性もある。

 パナマについて「我々の力を試す意味でも素晴らしい相手」と語る森保監督だが、やはり16日のウルグアイ戦を見据えれば、パナマ戦である程度のテストをしておく必要はある。1つポイントになるのは吉田麻也、酒井宏樹、長友佑都、柴崎岳、原口元気、大迫勇也というロシアワールドカップ主力組をパナマ戦でどう起用してくるかだ。

 チームの融合を今回のテーマに掲げる森保監督。フルメンバーを入れて6人+コスタリカ戦の主力という形がオーソドックスな予想になるが、焦点になるのは原口が入る2列目、柴崎の本職であるボランチの組み合わせだ。コスタリカ戦は堂安律、南野拓実、中島翔哉の3人が2列目で躍動したが、攻守にハードワークできてバランス感覚もある原口が一角に入ることで、また違ったダイナミズムが生まれてくることも期待できる。

 原口は左右のサイドでプレーできるが、仮にロシアワールドカップと同じ右サイドに入った場合は現在フローニンゲンでも中央でのプレー機会が増えてきている堂安がトップ下の候補になってくる可能性もある。逆に原口が左に入り、南野、堂安との組み合わせになっても、これまでと違った効果が表れてくるはず。競争と融合がどう図られてくるかは森保監督の裁量しだいだ。

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