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川崎F、柏に快勝で連覇まで“あと1勝”。広島は2点リードから磐田に逆転され5連敗

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

家長昭博
川崎フロンターレの家長昭博【写真:Getty Images for DAZN】

 明治安田生命J1リーグ第31節の試合が3日に各地で行われている。首位の川崎フロンターレが勝利を収める一方で、2位のサンフレッチェ広島はまたも敗戦を喫した。

 残り4試合となった時点で広島に4ポイントの差をつけていた首位の川崎Fはホームで柏レイソルと対戦。降格圏に沈む柏に対し、前半に家長昭博と谷口彰悟、後半終了間際にも阿部浩之がゴールを奪って3-0で快勝した。

 公式戦4試合連続の無得点で4連敗と不振に陥っていた広島はジュビロ磐田のホームに乗り込み、31分にCKからティーラシンのヘディングで先制。59分には和田拓也が追加点を奪う。だが川又堅碁と櫻内渚のゴールで追いついた磐田は後半アディショナルタイムにPKを獲得し、小川航基が決めて3-2の逆転勝利を収めた。

 残留争いから抜け出したい名古屋グランパスとヴィッセル神戸の直接対決は、アンドレス・イニエスタの浮き球ラストパスにルーカス・ポドルスキが空中で合わせたスーパーゴールで神戸が先制。後半に玉田圭司が決めて名古屋が追いついたが、85分に再びポドルスキが強烈な左足シュートで自身2点目を奪い、これが決勝点となった。

 横浜F・マリノス対FC東京の試合は前半15分、韓国代表からの追放処分を受けたDFチャン・ヒョンスのヘディングでFC東京が先制。そのままFC東京が1-0で勝利を収めた。

 この結果、川崎Fは残り3試合となった時点で2位広島との差を7ポイントに広げた。10日に行われる次節の結果次第では川崎Fの2連覇が決定する。FC東京は暫定で来季ACL圏内の3位に浮上。下位では柏が降格圏を抜け出せず、新体制初白星を挙げた神戸や磐田は大きく残留へ前進している。

【了】

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