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ビジャ2試合連続弾などで神戸連勝。FC東京は久保絶妙アシストなどで鳥栖下す

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

ダビド・ビジャ
ヴィッセル神戸のダビド・ビジャ【写真:Getty Images for DAZN】

 明治安田生命J1リーグ第3節の試合が10日に開催され、ベガルタ仙台とヴィッセル神戸、FC東京とサガン鳥栖、横浜F・マリノスと川崎フロンターレがそれぞれ対戦した。

 仙台対神戸の一戦は前半12分、右からのCKに頭で合わせたシマオ・マテの移籍後初ゴールで仙台が先制。だが神戸は32分、右サイドに流れたアンドレス・イニエスタからのクロスに古橋亨梧が頭で合わせて1-1の同点とする。

 後半開始直後には神戸のカウンターからイニエスタの縦パスを受けた古橋が左サイドへ抜け出し、中央へ折り返したボールにダビド・ビジャが合わせて2試合連続ゴール。64分にもイニエスタのスルーパスで抜け出したルーカス・ポドルスキの折り返しがオウンゴールを誘って神戸がリードを広げ、そのまま3-1で2連勝を収めた。

 FC東京対鳥栖戦は61分、古巣との対戦だった鳥栖の高橋秀人が2枚目のイエローカードを受けて退場。数的優位に立ったFC東京は88分に相手オウンゴールで先制点を奪う。

 さらにアディショナルタイムの93分、左サイドに抜け出した17歳久保建英が絶妙なクロスを供給し、新戦力ジャエルが合わせてダメ押しのゴール。FC東京は連勝を飾り、鳥栖は3試合連続無得点での開幕3連敗となった。

 横浜FM対川崎F戦は前半4分、今季初出場の田中碧からの縦パスを受けたレアンドロ・ダミアンがリーグ戦初ゴールを記録して川崎Fが先制。だが横浜FMも24分に右からのクロスに合わせたマルコス・ジュニオールのゴールで同点とする。

 1-1のまま終盤を迎えたが、88分には交代出場の小林悠が頭で折り返したボールをL・ダミアンがダイビングヘッドで押し込んで川崎Fが勝ち越し。だが95分にはCKに合わせた扇原貴宏のヘッドで横浜FMが再び追いつき、2-2のドローに持ち込んだ。王者川崎Fは3試合連続のドローでまだ白星がない。

 横浜FMは開幕からの2連勝がストップし、9日の試合で3連勝を収めていた名古屋グランパスが首位をキープ。2勝1分けのFC東京が2位に浮上している。9日に行われた6試合も含め、J1第3節の全試合結果は以下のとおり。

札幌 5-2 清水
松本 0-1 浦和
磐田 1-2 大分
G大阪 2-3 名古屋
鹿島 1-0 湘南
C大阪 0-1 広島
仙台 1-3 神戸
FC東京 2-0 鳥栖
横浜FM 2-2 川崎F

【了】

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