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Jリーグ 5年前

Jリーグ、主要移籍まとめ(3)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

山田直輝

山田直輝
浦和レッズから湘南ベルマーレへ移籍した山田直輝【写真:Getty Images】

MF:山田直輝(やまだ・なおき/浦和レッズ→湘南ベルマーレ)
生年月日:1990年7月4日(28歳)
今季リーグ戦成績:1試合出場/0得点0アシスト

 浦和レッズでプロデビューを果たした元日本代表MF。2009年シーズンはリーグ戦で20試合に出場するなどプロ1年目から実力を見せつけ、若いうちに国内から大きな注目を集めていた選手である。しかし、以降は怪我などに苦しみなかなか評価を上げることができなかった山田直輝。2015シーズンには湘南ベルマーレへ移籍している。

 だが新天地では曹貴裁監督の下で持っているポテンシャルを存分に発揮。攻守にアグレッシブなプレーを見せ、その年はクラブのJ1残留に大きく貢献している。翌年はリーグ戦11試合の出場に留まり、クラブもJ2降格の憂き目に遭ったが、2017シーズンはJ2で39試合に出場するなど湘南の一年でのJ1復帰に尽力した。

 確かな自信を取り戻し、山田は2018シーズンより浦和レッズに復帰。しかし天皇杯2回戦、YSCC横浜戦後の練習で負傷し、その年のリーグ戦出場はわずか3試合に留まるなど、待っていたのは苦悩の日々であった。今季もリーグ戦は1試合の出場となっていた。

 そんな山田を獲得したのはかつて3シーズンを過ごした湘南であった。期限付き移籍での加入となっており、契約期間は2020年1月31日までとなっている。1年半ぶりの復帰となった山田は果たしてチームにどのような効果をもたらすだろうか。

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