Jリーグ、主要移籍まとめ(3)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人【編集部フォーカス】
2019シーズンのJリーグも、前半戦が終了した。現在は後半戦に向け、各クラブが新戦力の補強に力を注いでいるところだ。象徴と呼ばれた選手が新天地を求めるなど、移籍市場は活況を呈している。フットボールチャンネルでは、移籍を決意した選手たちを紹介していく。まずはこの5人(随時、追加紹介していく)。
2019年07月30日(Tue)7時00分配信
トーマス・ヴェルメーレン
バルセロナからヴィッセル神戸へ移籍したトーマス・ヴェルメーレン【写真:Getty Images】
DF:トーマス・ヴェルメーレン(ベルギー代表/バルセロナ→ヴィッセル神戸)
生年月日:1985年11月14日(33歳)
昨季リーグ戦成績:9試合出場/0得点0アシスト(バルセロナ)
アンドレス・イニエスタ、ダビド・ビジャ、セルジ・サンペールに次ぐ、4人目の元バルセロナ所属選手の誕生となった。27日、ヴィッセル神戸はバルセロナとの契約が切れフリーの身となっていたベルギー代表DFのトーマス・ヴェルメーレンを完全移籍で獲得したことを正式に発表。背番号は「4」となっている。すでにチーム練習に合流しているようで、8月2日に行われる明治安田生命J1リーグ第21節のガンバ大阪戦でのデビューが期待されている。
オランダの名門・アヤックスでプロデビューを果たしたヴェルメーレンは、対人戦の強さと確かな判断力に優れるセンターバックで、数多くの大舞台に立ってきたベテランだ。2009/10シーズンより所属したアーセナルでは主力としてリーグ戦、チャンピオンズリーグで奮闘し、その実力を世界に示した。だが、2014/15シーズンから所属していたバルセロナでは、度重なる怪我や選手層の厚さに苦しみ、4年間の在籍で公式戦出場はわずか53試合に留まっている。
ただ、ロシアワールドカップに挑んだベルギー代表メンバーに選出されるなど持っている力は明らかで、その豊富な経験値と確かな実績は神戸にとって頼もしいものとなるだろう。ヴェルメーレンは現在リーグ戦で15位と低迷しているチームを救い出すことができるだろうか。