英国人が見たベネズエラ戦。「最悪な45分」「中島翔哉は何回倒れたかな?」「室屋成も佐々木翔も甘かった」
日本代表は19日、キリンチャレンジカップ2019でベネズエラ代表と対戦し、1-4で大敗を喫した。この試合中、日本サッカーに精通するイングランド人ライターのショーン・キャロル氏に随時話を聞いた。(語り手:ショーン・キャロル)
2019年11月19日(Tue)22時46分配信
「室屋も佐々木も甘かった」
――本日はベネズエラ代表とのキリンチャレンジカップになります。よろしくお願いします! 日本代表は5日前のキルギス戦から9選手が入れ替わっています。キルギス戦から連続で先発となったのは、植田直通、原口元気、柴崎岳のみになりました。
「よろしくお願いします! 個人的には新しい選手見たかったけど、後半から入るかもしれませんね」
――振り返ると、1年前のキリンチャレンジカップでもキルギス戦とベネズエラ戦という組み合わせでした。ちなみに、1年前のベネズエラ戦は1-1で引き分けています。
「大分で行われたベネズエラ戦は、バスが遅れたのを覚えています(笑)」
――初招集の選手もいますが、見たい選手はいますか?
「古橋(亨梧)が見たい。岐阜のときから見ているので、彼の活躍に期待したいです」
――彼の特徴を教えてください。
「スピードはもちろんありますが、彼の積極性が好きです。攻撃の起点になってファイナルサードでの決定力もあります。代表でも結果を残せるか楽しみです」
――8分に先制を許してしまいました。
「室屋(成)も佐々木(翔)も甘かったね…。クロスをそんなに簡単に入れさせてはいけない」
――中島翔哉がボールを持つと激しくマークしてきますね。
「ベネズエラはファールが多いです。南米のチームはマリーシアがうまい。中島は何回倒れたかな? ポルトガルでもそうだと思うけど少しかわいそう」
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