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Jリーグベストイレブンは史上屈指の“フレッシュ”な顔ぶれに。10人が初受賞

text by 編集部 photo by Getty Images

仲川輝人
ベストイレブン・最優秀選手賞に輝いた横浜F・マリノスの仲川輝人【写真:Getty Images】

【Jリーグアウォーズ受賞者一覧はこちら】

 今季Jリーグの各賞受賞者を発表・表彰する「2019Jリーグアウォーズ」が8日に開催され、今季のベストイレブン受賞者11人が発表された。11人中10人が初受賞というフレッシュなメンバーとなっている。

 ベストイレブンを受賞したのはFC東京からGK林彰洋、DF室屋成、森重真人、MF橋本拳人、FW永井謙佑、ディエゴ・オリヴェイラの6人と、横浜F・マリノスからDFチアゴ・マルチンス、MF喜田拓也、FW仲川輝人、マルコス・ジュニオールの4人。そしてヴィッセル神戸のMFアンドレス・イニエスタだ。

 このうち、過去にベストイレブン受賞経験がある選手は5回目の受賞となる森重のみ。他の10人は全員が初受賞となった。

 全員が当然ながら初受賞となる第1回を除けば、10人もの選手がベストイレブンを初受賞した年は過去27年間のJリーグの歴史で1回のみ。ストイコビッチ(名古屋グランパスエイト)を除く10人が初受賞だった1999年が唯一の例だった。この年の初受賞選手には中澤佑二、中村俊輔、福西崇史などが含まれていた。

 唯一の受賞経験者である森重は3年ぶりの受賞であり、昨年に続く受賞者はゼロ。ベストイレブン全員が前年と入れ替わったのも1999年に続いてわずか2回目のことだ。

 イニエスタはスペイン人選手としては初のJリーグベストイレブン受賞。欧州国籍の選手の受賞は2005年のDFストヤノフ(ジェフユナイテッド千葉)以来14年ぶりとなった。また、神戸の選手のベストイレブン受賞は2016年のFWレアンドロに続いて2人目となる。

【了】

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