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Jリーグ 4年前

Jリーグ、移籍まとめ(1)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images,Kazhito Yamada / Kaz Photography

優勝請負人も新天地へ

阿部浩之
川崎フロンターレから名古屋グランパスに移籍した阿部浩之【写真:Getty Images】

MF:阿部浩之(あべ・ひろゆき)
生年月日:1989年7月5日(30歳)
昨季リーグ戦成績:23試合出場/7得点0アシスト
移籍先:川崎フロンターレ→名古屋グランパス

 左右両足を巧みに操り、ハイレベルなシュート技術や決定的なパスなどでチームに得点をもたらすことができるアタッカー。前線からの守備も決して怠らず、攻守両面で存在感を放つことができるプレーヤーである。選手層の厚い川崎フロンターレでも主力として活躍しており、30歳となった現在でもハイパフォーマンスを披露し続けている。

 そんな阿部浩之はまさに優勝請負人だ。ガンバ大阪に在籍していた2014シーズンには、J1リーグ、Jリーグヤマザキナビスコカップ、天皇杯の国内三冠達成に大きく貢献。2017シーズンより在籍している川崎Fでも、加入1年目にクラブ史上初となるリーグ制覇をもたらし、2018シーズンもリーグ制覇に尽力。昨季はリーグ3連覇こそ逃したが、YBCルヴァンカップ制覇を果たすなど、これまでに数々のタイトルを獲得してきた。

 その阿部だが、2020シーズンは新たな冒険を歩むことになった。昨年12月30日、同選手の獲得を発表したのは名古屋グランパスである。阿部は名古屋の公式サイトで「やるからには勝つことと、タイトルを取ることしか考えていません!」と力強くコメント。ここ最近はJ1リーグで下位に沈むことが多い名古屋だが、優勝請負人の阿部は新天地でもタイトルを獲得するのだろうか。

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