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Jリーグ 4年前

Jリーグ、移籍まとめ(1)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images,Kazhito Yamada / Kaz Photography

王者を連覇へと導けるか

オナイウ阿道
浦和レッズから横浜F・マリノスに移籍したオナイウ阿道【写真:Getty Images】

FW:オナイウ阿道(おないう・あど)
生年月日:1995年11月8日(24歳)
昨季リーグ戦成績:31試合出場/10得点2アシスト(大分トリニータ)
移籍先:浦和レッズ→横浜F・マリノス

 ナイジェリア人の父と日本人の母をもつオナイウ阿道は、その類いまれなる身体能力とゴールへの確かな嗅覚を武器にチームに多くの勝ち点をもたらすことができる選手である。2018シーズンにはレノファ山口でリーグ戦22得点を叩き出すなど大爆発。得点ランキングでも2位につけるなど、日本中にその才能の高さを示した。

 昨季は浦和レッズからの期限付き移籍という形で大分トリニータに加入。背番号45を身に付けた同選手は片野坂知宏監督の下でも好パフォーマンスを披露しており、最終的にはリーグ戦で10得点を叩き出すなど、チームのJ1残留に大きく貢献していた。その活躍が認められ、昨年11月にはキリンチャレンジカップ2019に挑む日本代表メンバーに初選出。試合に出場することはなかったが、同選手にとって2019シーズンは大きな飛躍を果たす年になった。

 そんなオナイウ阿道は期限付き移籍期間満了に伴い、2019シーズン終了とともに浦和へ復帰。しかし、昨年12月23日、横浜F・マリノスが同選手を完全移籍で獲得することを発表している。昨季のJ1リーグを制したマリノスにはFWエジガル・ジュニオやFWエリキ、昨季のリーグ得点王に輝いたFWマルコス・ジュニオールやFW仲川輝人ら攻撃陣にタレントを多く揃えるが、果たしてオナイウ阿道はレギュラーの座を掴み取ることができるか。2020シーズンの活躍に期待だ。

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