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Jリーグ 4年前

Jリーグ、移籍まとめ(1)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images,Kazhito Yamada / Kaz Photography

東京五輪世代のレフティー

杉岡大暉
湘南ベルマーレから鹿島アントラーズに移籍した杉岡大暉【写真:Getty Images】

DF:杉岡大暉(すぎおか・だいき)
生年月日:1998年9月8日(21歳)
昨季リーグ戦成績:28試合出場/2得点3アシスト
移籍先:湘南ベルマーレ→鹿島アントラーズ

 名門・市立船橋高校卒業後、湘南ベルマーレに加入した杉岡大暉はプロ1年目ながら瞬く間にレギュラーの座を掴んだ。2017シーズンは最終的にリーグ戦37試合に出場し、3得点2アシストを記録。翌2018シーズンはリーグ戦での活躍はもちろん、YBCルヴァンカップ決勝で強烈なミドルシュートを叩き込むなど、クラブにタイトルをもたらした。そして、2019シーズンも変わらず主力してプレー。怪我による影響で離脱を余儀なくされる期間もあったが、チームのJ1残留に大きく貢献している。

 年代別代表でも活躍を見せており、昨年にはコパ・アメリカ2019に挑む日本代表メンバー入りも果たしている。同大会でチームはグループリーグ敗退に終わったが、杉岡は全3試合に出場するなど大きく躍動。日本代表不動の存在であるDF長友佑都の後継者として、今後の更なる成長が期待されている。

 そんな杉岡は、2020シーズンより鹿島アントラーズでプレーすることが決まった。東京五輪世代の一人である同選手はクラブ公式サイトで「全てのタイトルを獲るためにきました」と力強いコメントを残している。日本の未来を担うであろう若武者が、常勝軍団でどのようなパフォーマンスを見せるのか。大いに注目である。

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