東京五輪に出場するサッカーU-23ブラジル代表の俊英3人を紹介。南米の得点王、陸上出身の韋駄天って誰?

CONMEBOLプレオリンピック大会の決勝ラウンドを戦ったU-23ブラジル代表は、東京五輪出場の切符を掴んだ。自国開催となった前回大会のリオデジャネイロ五輪で優勝を果たし、今大会でも有力な優勝候補になるだろう。そこで、U-23ブラジル代表として南米予選に出場し、五輪本番でも活躍が予想される3人の注目選手を、南米在住の記者が紹介する。(文:北澤豊雄)

2020年02月15日(Sat)10時10分配信

text by 北澤豊雄 photo Getty Images
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南米予選の得点王

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【写真:Getty Images】

FW:マテウス・クーニャ(ヘルタ/ドイツ1部)
生年月日:1999年5月27日(20歳)
今季リーグ戦成績:10試合出場/0得点1アシスト


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 東京五輪南米予選の得点王マテウス・クーニャは、人口約80万人、ブラジル北東部パライバ州ジョアンペソア市で生まれた。地元のフットサルクラブ「カボ・ブランカ」でボールを蹴り始めると、8歳の少年のプレーは評判になり、10歳のときには南隣のペルナンブコ州レシフェ市のフットサルクラブ「バロン」に移籍した。

 それが転機となった。11歳のある日、少年のプレーに惚れ込んだ男がいた。かつて三浦知良も所属していたブラジルリーグの古豪コリチーバFCのスカウトだった。以降、コリチーバFCの下部組織で技術を磨き、18歳でスイスに渡ると卓越したボールコントロールとゴールハンターとしての才能が目覚める。1年目で二桁得点を上げて翌年、ブンデスリーガーのライプツィヒ行きの切符を手にした。

 身長184センチのテクニシャンは、南米予選の最終節のアルゼンチン戦、前半30分に敵陣のペナルティエリア付近でキーパーと1対1になった。クーニャはボールを高く浮かせて体を交わし、そのボールがワンバウンドで地面から少し上がった瞬間をスライディングシュートで捉えている。こうしたフットサル仕込みの所作に、南米予選のマーカーたちは翻弄されっ放しだった。

 南米の得点王から目が離せない。

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