ベガルタ仙台、5年間の歴代フォーメーション。5年連続2ケタ順位から見える紆余曲折

2020年03月18日(Wed)7時10分配信

シリーズ:編集部フォーカス
text by 編集部 photo Getty Images
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若きエースが抜けた穴(2018年)

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ベガルタ仙台、2018年の基本フォーメーション(黄色は新加入選手)

【シーズン成績】
明治安田生命J1リーグ:11位
YBCルヴァンカップ:プレーオフ敗退
天皇杯:準優勝

 前年に採用した3-4-2-1に加えて、このシーズンでは中盤を逆三角形にした3-5-2システムを併用した。試合中にも変更可能なシステムが機能し、チームは開幕から接戦を制して5戦無敗のスタートを切った。

 ロシアワールドカップ開催による中断期間が設けられたため、仙台は3月末からカップ戦を含めて公式戦15連戦を戦ったが、7勝6敗2分と乗り切った。その後も上位に食らいつき、第26節のFC東京戦で12勝目を挙げて6位に躍り出ている。目標に掲げるトップ5を現実的なものとなりつつあった。

 西村は11得点をマークしてブレイクしたが、8月31日にCSKAモスクワへの移籍が発表された。野津田や夏に期限付きで加入した矢島慎也も負傷離脱で欠くチームは終盤に失速。ラスト8試合で勝ち点を4ポイントしか挙げられず、11位へと転落。渡邉監督就任後は最も多い勝ち点45を獲得したが、順位は定位置の2ケタでシーズンを終えた。

 YBCルヴァンカップはこの年からフォーマットが変わり、4チームによるホーム&アウェイの6試合でグループステージが行われた。仙台は前年に続いて首位でグループステージを突破したが、結果的に優勝することになる湘南ベルマーレにプレーオフステージで敗れて大会から姿を消した。

 直近のシーズンで下のカテゴリーに続けて敗れていた天皇杯は勝ち進んだ。ザスパクサツ群馬、大宮、横浜FM、ジュビロ磐田を倒し、ホームのユアテックスタジアムで行われた準決勝でもモンテディオ山形を3-2で撃破。クラブ史上初となる決勝進出を決めた。

 決勝は13分に宇賀神友弥のダイレクトボレーが決まってビハインドを追う展開となった。早々に失点を許した仙台は相手の7本を大きく上回る16本のシュートを放ったが、完全アウェイとなった埼玉スタジアムで最後までゴールを奪えず、試合は0-1で終了。初タイトルを獲得することはできなかった。

 どちらも最後のところで勝利を逃したが、リーグ戦と天皇杯での躍進が印象的なシーズンだった。と同時に、川崎から期限付きで加入して22試合に先発した板倉滉など、若い力が光った年でもあった。

▽GK
シュミット・ダニエル

▽DF
大岩一貴
平岡康裕
板倉滉

▽MF
蜂須賀孝治
奥埜博亮
富田晋伍
野津田岳人
永戸勝也

▽FW
阿部拓馬
石原直樹

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