名古屋グランパス、5年間の歴代フォーメーション。西野朗、小倉隆史、風間八宏、三者三様の苦戦の爪痕

2020年03月25日(Wed)7時10分配信

text by 編集部 photo Getty Images
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ジェットコースター(2018年)

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名古屋グランパス、2018シーズンの基本フォーメーション(黄色は新加入選手)

【シーズン成績】
明治安田生命J1リーグ:15位
YBCルヴァンカップ:グループステージ敗退
天皇杯:3回戦敗退

 風間体制2年目はオフの話題をさらった。ブラジル全国選手権で得点王とMVPを獲得した元ブラジル代表FWジョーと、オーストラリア代表GKのミッチェル・ランゲラックを完全移籍で獲得。シャビエルが期限付き移籍期間を延長し、J1でも上位を狙える戦力を揃えたはずだった。

 連勝スタートを切ったが、4節からは8連敗を含む15戦未勝利の大ブレーキ。前半戦は2勝3分12敗と負けが込み、最下位でシーズンを折り返した。ルヴァンカップはグループステージで、天皇杯でも初戦(2回戦)でJFLの奈良クラブにPK戦の末に敗退。しかし、競技規則の適用ミスがあったとして、PK戦のみをやり直しとなる異例の事態に発展。奈良クラブとの再PK戦に勝利した名古屋だったが、広島との3回戦に敗れている。

 1年でのJ2逆戻りはなんとしてでも避けたい名古屋は、夏にさらなる大型補強を敢行。センターバックには6月に加わった丸山と中谷が、中盤にはエドゥアルド・ネットが定着。意外性を秘めた金井貢史は、左サイドバックながら4得点をマーク、松本山雅から来た前田は2トップの一角や右サイドを担って7得点4アシストを挙げた。

 大型補強は実を結び、8月1日から7連勝で11位にジャンプアップ。攻撃陣が7試合で24得点と爆発し、ジョーがその間12得点と固め打ちした。しかし、その好調は持続せず、ラスト10試合で2勝しかできなかった。最終的には12位から16位までが勝ち点41で並んだが、得失点差で15位に残った名古屋は残留を確定させた。

 24得点のジョーは得点王を獲得。シャビエルの9アシストもリーグ4位の成績で、夏に加入した前田も7得点4アシストと活躍した。シーズン52得点はリーグ4位の数字だったが、59失点は最下位に終わったV・ファーレン長崎と並んでリーグ最下位。優勝した川崎Fとはダブルスコアをつけられた。J2でも明確だった課題が、J1の舞台で白日にさらされた。

▽GK
ランゲラック

▽DF
宮原和也
中谷進之介
丸山祐市
秋山陽介

▽MF
前田直輝
小林裕紀
エドゥアルド・ネット
玉田圭司

▽FW
ジョー
ガブリエル・シャビエル

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