清水エスパルス、5年間の歴代フォーメーション。クラブ史上初のJ2降格を経験。抜け出せない暗いトンネル

Jリーグの各クラブは、毎年メンバーを変えながらシーズンを戦っている。5年前と比べると、ほとんどのチームでメンバーの大半が入れ替わっていることがわかる。今回、フットボールチャンネルでは、清水エスパルスの過去5年間の主要メンバーや基本システムをシーズンごとに紹介していく。

2020年03月25日(Wed)7時00分配信

シリーズ:編集部フォーカス
text by 編集部 photo Getty Images
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クラブ史上初のJ2降格(2015年)

清水エスパルス
清水エスパルス、2015シーズンの基本フォーメーション(黄色は新加入選手)

【シーズン成績】
明治安田生命J1リーグ:17位(1st:18位/2nd:17位)
ヤマザキナビスコカップ:グループリーグ敗退
天皇杯:4回戦敗退


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 大榎克己監督体制の2年目。近年の不振から脱却したい清水エスパルスは、オフ期間にFWピーター・ウタカ、FWミッチェル・デュークらを新戦力として加えた。また、MF白崎凌兵、MF枝村匠馬らがレンタルから復帰、FW北川航也がユースから昇格、DF松原后が浜松開成館高校から加入したのもこの年のことであった。

 開幕戦の鹿島アントラーズ戦を3-1で制すなど、スタートは上々…かと思いきや、チームはそこから大崩れ。第3節から第7節まで5連敗を喫して一気に下位に沈むと、以降もなかなか勝ち点を奪えない。結局、1stステージではわずか3勝しか挙げることができず、最下位フィニッシュ。クラブ史上最低の成績を記録してしまった。

 巻き返しを図った2ndステージでも、4戦未勝利スタートとなるなど低迷。そして「降格」が現実的となってきた2ndステージ第5節終了後に、クラブは大榎監督を成績不振で解任。ヘッドコーチを務めていた田坂和昭氏を新監督とし、残留を目指した。

 8月にはFW鄭大世、DF角田誠を加えるなど戦力補強も行った。しかし、チームの調子はなかなか上向かない。得点数が伸びず、失点数が増えるなど暗いトンネルから抜け出す術を見つけ出すことができなかった。

 そして、2ndステージ第14節のベガルタ仙台戦を0-1で落とし、クラブ史上初のJ2降格が確定。結果的に2ndステージで挙げた白星はわずか「2回」に終わるなど、地獄のシーズンとなってしまった。

 一年通してチームの形が定まらず。大榎監督、田坂監督ともに様々なフォーメーションを試したが最後まで最適解は見出せず、メンバーも頻繁に入れ替わった。その証拠に、チーム内でリーグ戦30試合以上に出場したのはFW大前元紀のみだった。

 攻撃時は個人頼みのものが目立ち、守備時には軽率なミスが散見されるなど良い所を何一つ生み出せなかったのも問題。クラブ史上初のJ2降格は、必然と言えたのかもしれない。

▽GK
杉山力裕

▽DF
平岡康裕
角田誠
六平光成
鎌田翔雅

▽MF
本田拓也
枝村匠馬
大前元紀
ミッチェル・デューク

▽FW
鄭大世
ピーター・ウタカ

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