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日本代表 4年前

日本代表、背番号6の系譜。内田篤人、森重真人…予選で活躍するも、本大会では輝けなかった選手たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ロシアW杯

0501daihyo2018
コロンビア戦の先発メンバー

監督:西野朗
戦績:ベスト16

背番号6:遠藤航(浦和レッズ)
生年月日:1993年2月9日(25歳)
個人成績:出場なし

 湘南ベルマーレユースに所属していた2010年に2種登録選手としてJリーグデビューした遠藤航は、正式に昇格した11年からDFのレギュラーとしてプレーしている。世代別の代表でもプレーし、A代表デビューとなった15年の東アジアカップでは右サイドバックとボランチを務め、3試合すべてにフル出場。その後はヴァイッド・ハリルホジッチ監督の下で、日本代表に定着している。

 キャプテンを務めるU-23日本代表では16年1月のAFC U-23選手権優勝に導き、リオデジャネイロ五輪出場権を獲得する。五輪本番でもキャプテンマークを巻いてグループステージ3試合にフル出場したが、チームは決勝トーナメント進出を果たせなかった。

 15年には湘南のJ1残留を大きく貢献し、翌年移籍した浦和でも主力としてプレーした。16年のYBCルヴァンカップ優勝、17年のAFCチャンピオンズリーグ制覇に貢献してFIFAクラブワールドカップにも出場している。代表ではなかなか出場機会が回ってこなかったが、複数のポジションをこなせるユーティリティ性を評価されてワールドカップメンバーにも選出されている。

 大会直前の強化試合でプレーしたのは、パラグアイ戦の45分のみ。日本代表は1勝1敗1分でグループステージを突破したが、遠藤に出場のチャンスが回ってくることなく、ラウンド16でベルギーに逆転負けを喫した。

 遠藤は大会後にベルギーのシント=トロイデンに移籍する。背番号6をつけて臨んだ19年のアジアカップでは日本代表の決勝進出に貢献したが、準決勝で左太ももの肉離れで交代。決勝で遠藤を欠いた日本代表はカタールに敗れ、準優勝という結果に終わっている。

●コロンビア戦の先発メンバー

▽GK
川島永嗣

▽DF
酒井宏樹
吉田麻也
昌子源
長友佑都

▽MF
柴崎岳
長谷部誠
原口元気
香川真司
乾貴士

▽FW
大迫勇也

【了】

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