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浦和レッズがコンサドーレ札幌との熱戦を4-3で制す。最後は柴戸海が94分に劇的決勝点

text by 編集部 photo by Getty Images

Jリーグ
【写真:Getty Images】

【北海道コンサドーレ札幌 3-4 浦和レッズ J1第16節】

 明治安田生命J1リーグ第16節の北海道コンサドーレ札幌対浦和レッズ戦が13日に行われ、3-3の引き分けに終わった。

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 序盤から札幌の菅大輝や浦和の興梠慎三が決定的なシュートを放つなど激しい攻防の応酬。11分には関根貴大がエリア内でチャナティップに倒されてPKを獲得し、これを杉本健勇が冷静にゴール右に蹴り込んで浦和が先制した。

 さらに20分にも青木拓矢からのロングボールを受けた杉本が単独突破で抜け出し、進藤亮佑に追いつかれながらもボールを奪われず右足で追加点。7試合ぶりの先発となった杉本が今季初ゴールを含めた2得点で見事に起用に応えた。

 だが札幌も前半のうちに反撃に転じていく。31分には右サイドを突破したルーカス・フェルナンデスがクロスを入れ、ゴール前のジェイがヘディングで合わせると、山なりに飛んだボールがGK西川周作の頭上を越えてネットに収まった。

 その4分後にも再びジェイ。今度はCK後に右の高い位置に残っていた福森晃斗からの絶妙なクロスを豪快なダイビングヘッドで叩き込み、2-2の同点として前半を折り返した。

 後半にも数多くのFKやCKからチャンスをうかがっていた札幌は、67分にはついに逆転に成功。右CKから福森の上げたボールに対してニアで宮澤裕樹と杉本が競り合い、杉本の頭に当たってコースを変えたボールがオウンゴールとなった。

 だが浦和も75分、左スローインから汰木康也がゴール前に入れたクロスがこぼれたところを槙野智章が押し込んで同点ゴール。両チームが死力を尽くす戦いは3-3のタイスコアのまま後半アディショナルタイムに突入していく。

 そして94分に最後の1点をもぎ取ったのは浦和。右サイドのゴールライン際に侵入したマルティノスがマイナスのボールを折り返すと、最後は柴戸海が押し込む。再逆転を果たした浦和が4-3で熱戦に終止符を打った。

【得点者】
13分 0-1 杉本健勇(浦和)
20分 0-2 杉本健勇(浦和)
31分 1-2 ジェイ(札幌)
35分 2-2 ジェイ(札幌)
67分 3-2 OG(札幌)
75分 3-3 槙野智章(浦和)
90+4分 3-4 柴戸海(浦和)

【了】

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