マリノスに緊急加入のGK高丘陽平がチーム練習に合流「ここで結果を出すことが自分の未来を作っていく」

2020年10月26日(Mon)20時22分配信

photo Yokohama F.Marinos
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高丘陽平
【写真提供:横浜F・マリノス】

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で特例的に設けられた第3の移籍ウィンドーを活用し、サガン鳥栖から横浜F・マリノスに加入したGK高丘陽平がチーム練習に合流している。そして26日にはオンラインで取材に応じ、新天地での意気込みを語ってくれた。

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 鳥栖で今季のJ1リーグ戦16試合に出場していたGKがシーズン終盤に移籍を決断。しかも、昨季のJ1優勝GKであるパク・イルギュとのトレードという形になったことでも、高丘の移籍は注目を浴びている。

 しかも、チーム練習合流よりも前に公式戦でベンチ入りも果たした。そんな自らの移籍について高丘は「もちろんサガン鳥栖からすれば10月のシーズン途中に出るというのは良くないことだと思いますし、僕もそこは非常に悩んだんですけれども、最終的にはクラブの方が僕の意思を尊重してくれてマリノスに来ることができました」と明かした。

 鳥栖で守田達弥らとポジション争いをしつつ、公式戦で継続的な出場機会を得る中で「環境を変えてチャレンジしたい思いがあったことは事実」だと高丘は語る。マリノスからのオファーは、そんな思いを抱いていたタイミングで舞い込んだ。

 リーグ戦の残り試合は少ないが、来月にはカタールで行われるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)での戦いも控えている。

 高丘には短期間で戦術へ順応していくことも求められるが、「マリノスのスタイルである、ボールを丁寧につなぐことは自分が一番持ち味にしているところですし、そこでしっかりテンポを作ってやることと、それにプラスしてキックの飛距離だったりで(展開を)ひっくり返すのが自分の武器でもあると思う」と、すでに自分のプレースタイルとの親和性は実感している様子だ。

「ミドルパスで相手の背後に落とすだとか、手前に落とすだとか、そういうところの選択は自分の持ち味だと思っています。GKなので最終的には僕が止めなければ試合に勝つことはできないので、ゴールキーピングのところでプラスアルファの力をしっかり出せるようにしたいなと思います」

 横浜FCの育成組織出身で、プロデビューも横浜FC時代。そして今回、クラブは違うが、生まれ育った土地である横浜に戻って新たなチャレンジに踏み出そうとしている。「自分が高校生とか中学生とかの頃から知っている場所で、もう一度プレーできるのは本当に喜びですし、なかなかない機会だと思うので、このチャンスをしっかりつかみ取れるようにやらなきゃいけない」と語る高丘は、「ACLで優勝を狙っているチームなので、そこに対して自分がピッチで貢献したいなという思いが強い」とアジア制覇への思いも口にした。

「日本代表に入っていくことだったり、海外でプレーすることは小さい頃から描いてきた夢ではあるので、叶えたい夢でもありますけど、やっぱりここで結果を出さないことにはそういう次のステップも見えてこないと思う。まずはマリノスで結果を出すことが今後の自分の未来を作っていく、今が大事だと思います」

 まずは今季リーグ戦16試合でゴールマウスを守ってきた梶川裕嗣や、ベテランの中林洋次との競争を勝ち抜き、レギュラーポジションを獲得できるか。チームの勝利にプレーで貢献するために乗り越えなければならない壁は決して低くない。

(取材・文:舩木渉)

【了】

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