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マリノスが3連勝で決勝T進出へ大きく前進。PKストップから最後は天野純が劇的決勝点【ACL】

text by 編集部

横浜F・マリノス
横浜F・マリノス

【上海上港 0-1 横浜F・マリノス AFCチャンピオンズリーグ・グループH第3節】

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループリーグH組第3節の上海上港対横浜F・マリノス戦が25日に行われ、横浜FMが1-0で勝利を収めた。

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 新型コロナウイルスの影響により2月以来中断されていたACLグループステージ東地区がカタールでの集中開催の形で再開。2月に行われた2試合で連勝スタートを切っていたJリーグ王者と、今月カタール入りしてから2試合を消化して連勝を飾っていた中国の強豪が勝ち点6で並んで激突した。

 前半には前田大然が良い形でゴール前に飛び込むなどの場面もあったが決定的なチャンスには至らず。元ブラジル代表のフッキやオスカルなど強力外国人を擁する上海上港にも自由にやらせることはなかったが、両チーム無得点で折り返す。

 後半立ち上がりには水沼宏太のシュートが枠を捉えるもGKがキャッチ。オスカルのエリア横からのFKがゴール前を横切ってヒヤリとする場面などもあったが、スコアは動かないまま終盤を迎える。

 だが80分を過ぎたところで横浜FMに絶体絶命のピンチ。上海上港がボールを握った時間帯の中で、エリア内に侵入しようとした相手選手を松原健が倒してしまう。ライン上の微妙な位置ではあったが主審はペナルティースポットを指した。

 ここで若き守護神オビ・パウエル・オビンナがチームを救う。オスカルがゴール左下隅を狙ったシュートに見事に反応して弾き出し、先制ゴールを許さなかった。

 そして迎えた90分、ついにゴールを奪うことに成功したのは横浜FM。高野遼からのクロスに仲川輝人がヘディングで合わせ、GKに止められたボールを最後は天野純が押し込む。終盤の劇的な展開を制した横浜FMが3連勝を飾り、グループステージ突破へ大きく前進した。

【得点者】
90分 0-1 天野純(横浜FM)

【了】

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