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最高額の日本人は誰だ? サッカー選手市場価値ランキング6~10位。J1未経験から欧州CLにたどり着いた男の順位は?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部

8位:マルセイユ不動の右SB

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【写真:Getty Images】

DF:酒井宏樹(日本代表/マルセイユ)
生年月日:1990年4月12日(30歳)
市場価値:550万ユーロ(約6.6億円)
今季リーグ戦成績:11試合出場/0得点1アシスト

 2度のワールドカップ出場を経験した酒井宏樹は、日本代表としてこれまで63試合に出場している。長年に渡って右サイドバックで不動の地位を築き、森保一監督の下では3バックの一角でもプレー。所属するマルセイユでは今季、UEFAチャンピオンズリーグでも初めてプレーしている。

 千葉県柏市出身の酒井は、中学入学と同時に柏レイソルの下部組織に加わる。指宿洋史や工藤壮人らとともに2009年にトップチームに上がると、プロ3年目にレギュラーに定着。この年は柏のJ1優勝に貢献し、自身はベストヤングプレーヤーに選出されている。

 12年夏にはロンドン五輪に出場してベスト4進出に貢献し、大会後にはドイツのハノーファーに移籍。1年目のシーズン終盤に定位置を掴み、4シーズンでブンデスリーガ92試合に出場した酒井は、16年夏にフランスのマルセイユへと移籍している。柏時代からの武器は鋭いアーリークロスで、183cmの体躯を活かしたディフェンスも年々安定感を増している。

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