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FC東京が11年ぶり優勝!レアンドロ&アダイウトン弾で柏レイソル撃破【ルヴァンカップ】

text by 編集部 photo by Kenzaburo Matsuoka

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【写真:松岡健三郎】

【柏レイソル 1-2 FC東京 ルヴァンカップ決勝】

 JリーグYBCルヴァンカップ決勝の柏レイソル対FC東京戦が4日に行われ、2-1の勝利を収めたFC東京が優勝を飾った。

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 例年11月に開催されている伝統のルヴァンカップ決勝だが、今季は柏のクラブ内で新型コロナウイルス感染症のクラスターが発生した影響により延期。FC東京がAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝に出場していたこともあり、異例の年明け開催となった。

 前半6分にはJ1リーグMVPオルンガのヘディングがゴール左に外れるなど柏もゴールを脅かしたが、16分にはレアンドロの個人技による見事なゴールでFC東京が先手を取ることに成功する。左サイドのタッチライン際でボールを持ったところからヒシャルジソンのタックルをかわして前進し、そのままエリア内へカットイン。強引にシュートコースを生み出して右足でゴールへのシュートを突き刺した。

 柏も前半終了間際にかけて反撃に転じ、ハーフタイム前にセットプレーから同点ゴールを奪う。左CKからクリスティアーノの上げたクロスにオルンガが飛び込み、大きく浮き上がったボールはゴール方向へ。GK波多野豪がクロスバーのすぐ下で触ったが、ゴール前に小さくこぼれたボールを最後は瀬川祐輔が押し込んで試合を振り出しに戻した。

 1-1で前半を折り返したあと、59分には柏のCKからエリア手前へのクロスに合わせた川口尚紀のボレーがわずかにクロスバーをかすめる。一方FC東京もレアンドロが個人技で自ら獲得したFKから放ったシュートが惜しくも右ポスト外側を叩いた。

 お互いチャンスを生み出す展開の中から74分に次のゴールを奪ったのはFC東京。前線へのロングボールに対して柏DFがヘディングで対応したボールが浮き上がり、落下点で反応した永井謙佑がヘディングで中央へ送る。ここに交代出場のアダイウトンが足を伸ばし、ダイレクトで合わせてゴールネットを揺らした。

 柏はオルンガやクリスティアーノ、交代出場の呉屋大翔などがゴールに迫る形も作り出したが、FC東京は再度の同点ゴールを許さず。2004年、2009年に続いて11年ぶり3度目のリーグカップ制覇を成し遂げた。

【得点者】
16分 0-1 レアンドロ(FC東京)
45分 1-1 瀬川祐輔(柏)
74分 1-2 アダイウトン(FC東京)

【了】

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