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日本代表 3年前

日本代表に推薦したい5人(FW編)。ベルギーで活躍する点取り屋、アントラーズで成長中の男も

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

鹿島で成長

上田綺世
【写真:Getty Images】

上田綺世(鹿島アントラーズ)
生年月日:1998年8月28日(22歳)
2020リーグ戦成績:26試合出場/10得点1アシスト

 東京五輪世代のストライカーは、日本代表でプレーした経験がないわけではない。コパ・アメリカ2019に出場しており、EAFF E-1サッカー選手権にも出場している。しかし、その2大会でFWとしては屈辱的な無得点に終わっている。とくにコパ・アメリカでは、複数の決定機を無駄にしてしまった。

 そんなストライカーはコパ・アメリカ終了後、法政大学サッカー部を退部し、前倒しで鹿島アントラーズに入団。プロの世界で成長する道を選んだのである。2019シーズンは結果を継続して残すことはできなかったが、昨季は怪我で離脱する時期がありながら見事にリーグ戦二桁得点をマークしていた。

 オフ・ザ・ボールの質は国内でもトップクラスのものがあり、昨季の成績が証明するように鹿島ではゴール前においての頼もしさを取り戻している。2年前に行われたコパ・アメリカでは批判の的となってしまった若きストライカーだが、プロの世界で着実に成長している今こそ日本代表で見てみたい。

【了】

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