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Jリーグ 3年前

サンフレッチェ広島、期待の新戦力5人。Mr.理不尽! 目玉はマリノスで爆発したFW

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

チームを鼓舞する縁の下の力持ち

川浪吾郎
【写真:Getty Images】

GK:川浪吾郎(かわなみ・ごろう/背番号22)
生年月日:1991年4月31日(29歳)
前所属: ベガルタ仙台
2020リーグ戦成績:0試合出場/0失点

 プロキャリアの大半を控えGKとして過ごしてきた縁の下の力持ちだ。柏レイソルのアカデミー出身で、2010年にトップチーム昇格を果たす。2011年の後半戦にFC岐阜へ期限付き移籍したのを皮切りに、2013年以降は徳島ヴォルティス、アルビレックス新潟、ベガルタ仙台を渡り歩いてきた。

 レイソルでトップチームに昇格してからの11年間でリーグ戦出場は17試合しかないが、2014年以降はずっとJ1クラブに在籍し続けている。有事に備える控えGKとしての役割のみならず、常に腐らず努力を続けてチームを盛り上げるムードメーカーとしての働きも高く評価されている証拠だろう。常にフォア・ザ・チームを体現する人格者だ。

 広島では東京五輪世代の主戦GK大迫敬介と、38歳のベテランGK林卓人が激しいポジション争いを繰り広げている。昨季は前者がリーグ戦15試合、後者が同19試合でゴールマウスを守った。川浪は彼らを支える第3GKとして控えることになりそうだ。

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