1位:名古屋グランパスから1試合4得点
【写真:Getty Images】
FW:長沢駿(ながさわ・しゅん)
生年月日:1988年8月25日(32歳)
現所属クラブ:大分トリニータ
ルヴァンカップ通算成績:31試合15得点
90分平均の得点:0.74得点
トップ5の中で唯一得点数を2ケタに乗せている長沢駿が、90分あたりの平均得点でトップに立った。ルヴァンカップでは清水エスパルス、ガンバ大阪、ベガルタ仙台の3クラブでプレーし、通算31試合15得点という数字を残している。2位のアンデルソン・ロペスとは、約0.009点差だった。
清水のアカデミーからトップチームに昇格したが、最初の4年間でゴールは天皇杯の1つのみ。そこから3年間はJ2に期限付き移籍を経験すると、復帰した14年にルヴァンカップ初得点を挙げる。15年途中にガンバ大阪に移籍すると、翌年は公式戦12得点を記録する活躍を見せた。
長沢のキャリアにおけるルヴァンカップのハイライトは2018年になるだろう。グループステージ第2戦で浦和レッズから2得点を奪うと、続く名古屋グランパス戦では4得点をマーク。第6戦でも名古屋からゴールを挙げて、チームをグループステージ突破に導いている。前線のターゲットとしてだけでなく、フィニッシュ以外の部分の貢献度も高い大型FWは、今季からプレーする大分トリニータでどのような活躍を見せるだろうか。
【了】