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「イメージと一致した」、森重真人の逆転ゴール。FC東京を勝利に導いた阿吽の呼吸とは?

text by 加藤健一 photo by Getty Images
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【写真:スクリーンショット】

【FC東京 3-2 セレッソ大阪 J1第2節】

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 明治安田生命J1リーグ第2節、FC東京対セレッソ大阪が6日に行われ、FC東京が3-2で逆転勝利を収めている。

 FC東京は前半に先制を許したが、試合終盤に劇的な展開が待ち受けていた。54分に相手のミスを突いて追いつくと、71分にはレアンドロの直接FKが決まる。2-2で迎えた後半アディショナルタイムには、レアンドロのFKを森重真人が合わせて逆転。FC東京は開幕2戦目で初白星を挙げている。

 センターバックで先発した森重は後半からアンカーに入った。ボールに絡んで起点となり、攻撃は活性化。「森重がアンカーポジションに入ってからは、非常に昨年のいい時のような形でボールが動いてくれた」と、長谷川監督もその働きを高く評価している。

 決勝ゴールは阿吽の呼吸だった。「(レアンドロは)キーパーに向かって蹴る」。森重の予想通りレアンドロのFKはGKに向かって飛び、ニアに走りこんだ森重をかすめたボールはゴールネットを揺らした。「イメージとレアンドロのボールが一致したんじゃないかな」と決勝点となったシーンを振り返っている。

「前半が悪すぎたので比較にはならないですけど、後半のようなアグレッシブで、ボールを保持しながら相手の嫌なところを突いていくプレーをもっと増やしていけたら」と森重は語る。日本代表41試合出場の実績を誇るベテランは、優れたキープ力と配球能力で試合の主導権を手繰り寄せ、チームを勝利に導いた。

(文:加藤健一)

【了】

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