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浦和レッズの元日本代表MF柏木陽介がFC岐阜に完全移籍「恩返しの意味でもJ2昇格を実現します」

text by 編集部 photo by Getty Images

柏木陽介
【写真:Getty Images】

 J3リーグのFC岐阜が12日、浦和レッズに所属する33歳の元日本代表MF柏木陽介を完全移籍で獲得したと発表。

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 柏木はサンフレッチェ広島の下部組織で育ち2006年にトップチームへ昇格。当時の指揮官であるミハイロ・ペトロヴィッチ監督のもとで成長すると、2008年には広島のJ1昇格に貢献。2009シーズンも広島で過ごした後、同年12月に浦和へ移籍することが発表され、2010シーズンから浦和でプレーすることになった。

 そして、2010年1月には日本代表デビューを果たし現在までに通算11試合に出場している。浦和では天皇杯優勝やACL制覇などを経験。昨季はJ1で9試合に出場、ルヴァン杯では1試合に出場していた。

 岐阜の公式サイトを通じて「柏木陽介です。浦和レッズで自分の甘さから結果として規律違反を行ってしまい、移籍先を探すことになった自分に、FC岐阜からオファーをいただき、サッカーができる環境を与えて下さったこと、言葉では言い表せないくらいの感謝の気持ちしかありません」と、岐阜に対して感謝の気持ちを述べている。

 続けて「今回移籍をさせていただく際に、クラブの方からFC岐阜のホームタウンが42の市町村から成り立っていると伺いました。そこで今回決意と感謝の気持ちを背負って戦うという意味を込めて背番号を”42”に決め、クラブが取り組んでいる地域振興や社会貢献活動にも今後積極的に参加します」と語り、背番号に関して言及。

 今後に向けては「まずは「子どもたちに夢を!!」「感動を共に!!」というクラブ理念をみなさんに伝えられるようなプレーをして、恩返しの意味でもJ2昇格を実現しますので、共に戦っていただけたら嬉しいです。応援よろしくお願いします」とし、意気込みを語っている。

【了】

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