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浦和レッズ、大分に逆転許すも再逆転。田中達也が古巣相手に決勝ゴール【J1第11節】

text by 編集部

浦和レッズ
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【浦和レッズ 3-2 大分トリニータ J1第11節】

 明治安田生命J1リーグ第11節の浦和レッズ対大分トリニータ戦が25日に行われ、ホームの浦和が3-2で勝利を収めた。

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 浦和は前節の敗戦で3連勝がストップ。一方の大分はリーグ戦6連敗、ルヴァンカップを含めて5試合連続無得点と深いトンネルに迷い込み、J2降格圏の18位に沈んでいた。

 前半3分には早くもホームの浦和に先制点。左サイドでの展開から山中亮輔がエリア内へ軽く浮かせたボールを送り込むと、逆サイドから上がって走り込んだ西大伍が右足ボレーで合わせて蹴り込んだ。西は浦和加入後初ゴール。

 だが今回は大分も沈黙のまま終わることはなかった。24分には幸運にも助けられて同点に追いつく。ゴール前での混戦から、下田北斗の落としたボールに町田也真人が合わせてシュートを放つと、槙野智章に当たってコースを変えたボールがゴール右に収まった。

 さらに前半41分、大分が前半のうちに逆転にまで成功。下田がゴール前に入れた縦パスが槙野の足に当たってこぼれたところを、再び町田がゴール右隅へ蹴り込んで2-1とした。

 後半もそのまま大分がリードを守っていたが、75分には不運な形で大分の2点に絡んでいた槙野が自ら失点を帳消しに。小泉佳穂がエリア手前左から上げたクロスにファーポストから滑り込むように飛び込んでネットを揺らした。

 そして82分、浦和が再び試合をひっくり返す。速攻から左サイドの明本考浩がライン裏へ低いボールを送り込み、小泉がDF陣に潰されながらも逆サイドへ流したボールを最後は交代出場の田中達也。今季大分から浦和へ移籍した男が古巣相手に初ゴールを挙げ、これが決勝点となって浦和が3-2の勝利を収めた。

【得点者】
3分 1-0 西大伍(浦和)
24分 1-1 町田也真人(大分)
41分 1-2 町田也真人(大分)
75分 2-2 槙野智章(浦和)
82分 3-2 田中達也(浦和)

【了】

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