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欧州の消えた逸材5人。天国から地獄へ…表舞台から姿を消したかつての天才たち

シリーズ:消えた逸材5人 text by 編集部 photo by Getty Images

アーセナル下部組織出身のエリート

ルイ・フォンテ
【写真:Getty Images】


FW:ルイ・フォンテ
現所属クラブ:ブラガ

 父のアルトゥール、兄のジョゼもサッカー選手でありサッカーエリートとして育ってきたルイ・フォンテは2006年にアーセナルの下部組織に加入。だが、トップチームでのプレーはリーグカップのみとなった。

 フォンテはその後、クリスタル・パレスへのレンタル移籍を経て、2009年にスポルティングCPに移籍となった。その後もクラブを転々とし、エスパニョールやベンフィカ、フラムやリールなどでプレー。2019年からブラガでプレーしている。

 今季のフォンテは怪我の影響でシーズンのほとんどを棒に振り、今年4月に行われた第29節のスポルティング戦で今季リーグ初出場。結局、今季はリーグ戦5試合のみの出場に終わった。

 各年代別のポルトガル代表でプレーしていたフォンテは2005年3月にA代表初招集。しかし出場機会はなく、その後もA代表でプレーすることはなかった。兄のジョゼは31歳でA代表デビューを果たす遅咲きの選手だったが、現在31歳のフォンテは未だ代表でプレーできず。期待されていただけに非常に残念である。

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