柏レイソルの逆襲が楽しみだ。ブラジル人FWの存在感が絶大、オルンガなき後の救世主に【コラム】

2021年07月12日(Mon)11時59分配信

シリーズ:コラム
text by 元川悦子 photo Getty Images
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明治安田生命J1リーグ第22節、柏レイソル対鹿島アントラーズが11日に行われ、2-1で柏が勝利した。約半年の間に主力が続々とチームを離れる中、在籍7年目を迎えたクリスティアーノと、4月末にチームに加わったペドロ・ハウルが躍動。柏はここまで15位に沈んでいるが、新加入FWが結果を残し続ければ、後半戦の逆襲も可能かもしれない(取材・文:元川悦子)

3か月ぶりのホーム勝利を目指した柏レイソル

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【写真:Getty Images】



 2021年の柏レイソルは想定外の出来事が続いている。2020年JリーグMVP&得点王のマイケル・オルンガのシーズンオフの流出に始まり、背番号10をつける江坂任、今季のチーム最多得点だった呉屋大翔の移籍、大ベテラン・大谷秀和の長期離脱。昨季、新型コロナウイルス感染症のクラスターに見舞われながらもJ1・7位、YBCルヴァンカップ準優勝という成果を残しているだけに、今季に入って降格圏付近をウロウロし続ける状況はネルシーニョ監督も選手たちも納得していないはずだ。

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 低迷脱出の糸口をつかむためにも、東京五輪による中断前最後となる7月11日の鹿島アントラーズ戦は是が非でも勝利がほしかった。本拠地・三協フロンテア柏スタジアムでは4月24日の徳島ヴォルティス戦を最後に白星から遠ざかっている。その後の約3か月間でホーム5連敗という悪循環から抜け出すことが最優先課題だった。

 ネルシーニョ監督はこの日、193cmの大型FWペドロ・ハウルを3試合連続で先発起用して、最前線に配置。その背後にクリスティアーノと戸嶋祥郎を並べる形で試合に挑んだ。

 鹿島の相馬直樹監督は「相手はボールを奪ったら前に入れてくる。攻撃の起点にしっかりと対応しないといけない」と話したが、立ち上がりから柏の前への推進力が上回る。クリスティアーノが積極果敢にシュートを放ち、右サイドバックの高橋峻希の折り返しに戸嶋が反応し、左アウトサイドの三丸拡がフィニッシュに持ち込む、チーム全体がゴールへの執着心を色濃く押し出した。

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